『先生!』

「おぁ?」

『3-0で勝ちました!』

「おぉ!よくやった!体温まったか?」

『はい!』
『ばっちりです!』

「ならいい。後は応援頼むな。」

『『はーい』』

5番手まで終わり、結果は3-1で勝ち。

次に当たるのは竹田の学校だ。

ここからは、本気でいかなければならない。

…俺の理性との戦いも兼ねて。

『集合ーー!!』

「「はーい!」」

「よし。とりあえずこの試合は勝ったけど、次は○○中だ。
みんなも知っていると思うが、地区予選で2位になるくらい強い。
それだけ練習してるってことだ。
十分お前らも練習してきたんだから、ありったけの力出してこい!」

『『はい!!』』

「次のオーダーはこれな。ダブルス、頑張れよ!」

『はいぃ…』

「ほら弱気にならない!一点でも多く取れればそれでいいだろ?」

『…はい!』

「じゃあ移動するぞー」

『『はーい』』

俺たちは移動した。