年上の彼



夏「ゆーいー!おっはよー♪」


「夏帆、おはよ」


夏「昨日龍くんと仲良かったじゃん!さすが由依だね~」


「?龍くんがどうかした?」


夏「だってあの龍くんだよ!?あんなにイケメンでサッカーのエースなんだから、そりぁモテるわ」


「そうなんだ」


教室まで夏帆と他愛ない話をしながら歩いていると誰かに呼ばれた


「由依ちゃーん!」


「?あ!龍くん、おはよう」


龍「おはよ~、メアド!忘れないうちに聞きにきたんだ!」


「あっ、そうだったね!ちょっと待ってね、今赤外線するから」


龍「おっけ!ありがと。またメールするな!」


「うん、じゃあね」





夏「由依すごいじゃん!」


「なにが?」


夏「龍くんのメアドだよ!知りたい子たくさんいるのに本人が教えないらしいんだよね~」


「そうなんだ」