”俺は、お前を愛してしまったことを後悔はしないだろう。後悔するならば、お前が人間で俺がそうじゃなかったってことだ。” 刃には、そう記してあった。 貴方……。 「ふふっ。もぅ、優しすぎるわ。」 私は、今度こそ、自分に刃を向ける。 目に涙をためながら。 そうして、 「今行くわ、 悪魔さん。」