デ「いいえ、あなたの戦い方についてお話しているのであって、白魔道士が必要ないなどとは…」

グ「はいはいそこまで!二人共喧嘩しないの!今日はダンジョン行くんでしょ?」

現れたのはグレイス。ディアナがパーティを組んでいた騎士である。

グ「ギルド設立してから何回喧嘩してるのよ。仲間なんだからもう少し仲良くしたら?」

エ・デ「「絶対嫌だ(よ)」」

グ「…あなたたちがギルマスじゃなくて本当によかったわ。」

このギルドのギルドマスターはエレーナがパーティを組んでいたサラという白魔道士である。
とはいえ、サラは初心者同然なので、ギルマスの仕事はグレイスが手伝っている状態だ。
ほとんど仕事がないというのが事実だが。

エ「サラはまだログインしてねぇの?俺早く行きてぇんだけどー!」

デ「黙って待ってられないのかしら(ボソッ)」

エ「今何か言ったか!?」

デ「ナニモイッテマセンワー(棒)」

グ「もう!いい加減にしなさいっ!」


ギルド「トラットリア」は今日も平和である…?