初恋は海賊




コンコン


「どーぞー」

頑張ろ

「おっじゃましまーす!」

さっそくソファでゴロゴロ!
なるべくハリヤさんと
関わらない方向にしとこー!


「今日なんで朝こんかったん?」

え、それ聞きます?
わ、しかも、こっち来ちゃった!
隣に座っちゃったよー!!

「お仕事しないんですか??」

「質問に答えろ」

う、ヤバイ。どーしよ

「あのー、今日は
 ずっと寝てたんですよ!」

「ふーん、そ」

「はい!」

ふー、なんとか切り抜けたー……

「お仕事は?しないんですか?」

「んー、いーの」

「わっ!」

ハリヤさんに抱きしめられてる!!
やばいよーー!!
ドキドキしちゃってバレちゃう!

平常心を、保つんだ!!
平常心、平常心……

「離してください」

「ルキ?」
 
「恥ずかしいんで離してください//」

「んー、嫌かなぁー」

いや、ほんと、離れてくださいよ
私、辛いんですよ
ハリヤさんは
私のこと好きじゃ、ないんでしょ

期待ばかり、してしまうから
やめましょうよ

私の好きって気持ちで
遊ばないでください

「離して!」

ドンッッッッ!!

「あ、ぃや、これは、」

「ルキ?」

「ち、ちが、うん…です」

「俺のこと、嫌い?」

「ぇ、ぁ、や、な………」

私は、走りだしていた。

自分の部屋まで、走り続けた。