あの後は
自分の部屋に帰って、
お風呂に入ってすぐに寝た

すごい充実しすぎてて
けっこー、疲れてたみたい。


今日は、
アカリさんに聞きたい事がある

だから、ハリヤさんの部屋には
行かない。


コンコン

「アカリさん?
 ちょっといいですか?」

「ルキ!どしたの?」

「聞きたい事があるんですけどぉ」

「おーなになに?」

「なんか、ハリヤさんと
 一緒にいたら、すごい
 ドキドキするんです!」

「うんうん。たまに、
 キュッっと苦しくなったり?」

「そーなんです!!
 これってなんですか?」

「船長と一緒にいて、
 離れたくないって思う?」

「はい」

「ずっと一緒に
 いてほしいって思う?」

「はい」

「失ったら耐えられないと思う?」

「はい」

「船長のどんなとこがいい?」

「私、男の人が苦手なんですけど
 ハリヤさんは別というか
 ギュッってされても嫌じゃないし
 むしろ、ハリヤさんに
 ギュッってされるの好きです」

「そりゃぁ、もぉ確実だわ」

「なにがですか?」

「ルキ、それは、恋だよ」

「恋?」

「ルキは船長の事好きなんだよ」

そぉなんだぁ
好きかぁ

「ありがとうございます!」

「いーのよ
 なんでも相談して!」

「はい!」