それから、1週間がたった。

もぉ、やだ、、

誰か助けてよぉ、、

毎日毎日部屋に連れて行かれ
殴られては蹴られ、
それでも、ネックレスは守る。

泣きすぎて涙は枯れた。

手首も痛い。

私はヨワンに名前を言わなかった。
だから、ヨワンは私を
ユウナと呼ぶ。

返事などしない。

ある日、また今日も
呼ばれるのかぁ、、
と憂鬱になっていたら、
なんだか、外が賑やか。
というより、騒がしい、慌てた様子

なんだろう?

怒鳴り声も聞こえる
仲間同士でケンカ?
ま、どーでもいーや。
動く気力もないし、、
はぁ、うるさいなぁー。


ドタドタドタ!!!!

ん?誰かくるの?
食事の人はこんなにうるさくないのに

バン!!!

「大丈夫かい!?」

え?誰?
光がかぶってちょうど見えない
背が高いんだけど、
見覚えはないな

「さぁ、ここから出よう」

え?ここを?出る?

あぁ、これは夢なのかな?

そーだ……きっと…夢だぁ、、


そこで、私の意識は途切れた。