【続】冷たい彼は旦那さま



「翼、もう1回…」


服の袖を掴んだ遥が上目遣いで俺を見つめる。


一瞬俺の中の時間が止まった。


今のは聞き間違いじゃないのかって、何度も自分に問いただす。


「もっと、触れたい」


頬に触れる冷っとした遥の手が、俺の頬を撫でる。


「それ、意味わかってんの?」