ただただ、抱きつく手に力が隠る。 「恥ずかしい……」 セリフじゃない、自分の気持ちが口から出る。 「白雪姫、僕は白雪姫の照れた顔や嬉しそうな顔が、堪らなく愛おしい」 「ぁ、うぅ……」 これは、セリフには無い言葉だ。 「このままドコかへさらって行きたい。誰にも見られるず、誰にも触れさせずあなたに触れたい」 スッと頬へ触れる翼の手。