私はとりあえずまゆこ達にメールした。




『だるかったから学校休んだわ〜。ごめんご。』




っていつもどおりメールしといた。




あとは…拓哉だ……




たぶん電話したほーがいいのかなぁ




でもでるかな…




とか考えてたら携帯が鳴った。




びっくりしてディスプレイを見ると




拓哉だった…




私は深呼吸をしてから電話に出た。




「あみっっ!?なんでメールくれないんだよっ!電話もでね〜し。なんかあったのかっっ!?」




電話にでてもしもしっていおーとしたら急に大声で話しはじめてびびった。




私は




『ごっめ〜ん。寝てた〜。ミミとさぁ昨日遅くまであそんじゃっててさ〜。完璧寝坊した〜笑笑』




ごめんね。




こんなの嘘だよ。




私、昨日あいつにね………




言いたかった。拓哉に言って少しでも楽になりたかった。




でも、言えない……




そんな事されたって知ったら離れていっちゃうもんね…?




そんな事考えてたら




「なんだよー。俺まじで心配したんだからな。なんか家であったのかと思ったよ。」




私はびくっとした。




慌てて『そんな事あ、あるわけないじゃんっっ!』って言った。




そしたら拓哉は




「………あみ。ほんとになにもなかったか?」




……気づかれた……………?




『ほんとになにもないよ?』




「…ふ〜ん………。ならいーけどさ。ってか今日もいつもの時間に迎えに行くな。」




私はやばいって思った。




だって私の顔は痣だらけ。




こんな痣転んでできるよーな痣じゃない事くらい拓哉はわかっちゃう。




だって拓哉は喧嘩できるんだもん。




気づいちゃうよね……




だから私は……




『ごめーん。今日ねはるって子と遊ぶ約束しちゃってるんだ〜』




って嘘ついた。