拓哉と私はイルミを見に江ノ島に行った。 生まれて初めて見るイルミはすごい綺麗だった。 他の人は家族と1回はイルミを見たことがあると思う。 でも私はない。 クリスマスも誕生日もお正月もいつも1人だった。 寂しかった。 自分が家族を憎んで自分から離れていったのにね笑 でも本当は誰かにそばにいてほしかった… 「綺麗だな。あ…って…あみ………?」 「なんで泣いてんだ…?」 そう。私は 泣いていた。