その日妹はしつこいほど私に絡んできた。
そりゃーね、小さいからまだわからないんだろうけど私にとってそれは迷惑しかなかった。
お父さんを捨ててあの人との間に生まれた子。
私にとってはうざい存在だった。
ううん。うざいだけじゃない。
憎い。憎い憎い憎い憎い憎い
お父さんを殺したも同然な人の子供である妹が憎い。
それ以前にお母さんの子供である自分が憎い。
人を憎む事しかできない自分が憎い。
そんな感情がでてきて
気づいたら私は………
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