部活も終わってやっと帰宅時間!!
少し復活したけど 部活で身体動かしたらやっぱり疲れた…
眠いなぁ~
ふぁぁぁぁぁ〜〜
「おーーーい!!真琴っ 遅いぞ」
やばっ また あくび見られちゃった…
ひなは やれやれって呆れ顔だ。
ふんだ! あくびは 脳が酸欠になっただけなんだからねっっ
って あれっ? 誰かいる…
「ひな~ 和輝 お待たせ!! ところで 何で晴也もいるの?」
「あれっ?真琴に言ってなかったっけ?俺達 晴也と同じ部活なんたよ。で一緒に帰ろっかって話しになったから」
陽向が説明してくれてる間に 和輝が私の隣に来て
「ズボン サンキュ」
って恥ずかしそうにつぶやいた。
……きっとこういう顔されたら女子的にはきゅんってするのかも!
やっぱり和輝って綺麗な顔だな~。
モテてるのも分かるよ。
彩ちゃんも 和輝のこと好きみたいだし…
「ん?何?」
「あっごめん。何でもないよ。」
いかん いかん 和輝の顔じっっと見すぎちゃった。
あわてて横向いたら 部活を終えて合流した由紀がいてどうしたの?って不思議そうにしてた。
「そ…そう言えばね 由紀 …今日ねぇ 私のクラス席替えしたんだ。でね ひな達と一緒にいる晴也が隣の席なんだよ。」
あわてて 話題をふってみる…
わざとらしくなかったよね?
晴也が 由紀の方を見て言った。
「はじめまして。俺 岩瀬晴也!よろしくね!」
「はじめまして。私綾部由紀です。」
すると 晴也は 由紀の方に近寄って来て
「ねぇ綾部さん 真琴って男子枠なの?」
……また そのネタか………
でも 由紀も 私が女子のいざこざに巻き込まれてから 女子っぽさを敬遠してること よく分かってるから
「えっ? うーんそうかもね。真琴が本当に男の子だったら私 彼女になりたいのになぁ〜」
って!!!!!! ゆ…由紀〜〜〜〜〜
「由紀 好きだよ! 俺の 彼女になれよ!!!!」
低い声で カッコつけて 由紀に言う。
我ながら 今日も決まったな!!!!!!!!
由紀も ちょっと赤い顔して
「本当に!!真琴 私も好きっ」
って 由紀 可愛い!!!!
私達が 恋人ごっこを始めるのは毎度のこと!!
晴也は びっくりしてたけど ひなと和輝は呆れ顔。
「あ〜はいはい…またはじまった。あいつらほっといていいから。」
唖然としてる晴也に ひなが言った。
和輝もうんうんって頷いてる。
いいもん!
私達はラブラブなの!!
ねぇって由紀と顔を見合わせて笑った。

