今でも、思い出す日がある。 あの日のこと。 あの日から親父は変わった。 俺を見る目が蔑んで『お前が死ねばよかったのにという目だ。』その目が怖くて家に帰ることも少なく帰っても親父には会わない。 部屋にこもり続ける。 外に出ても喧嘩三昧。 それには困ったのか親父は俺を自分の支配下に置くため、学校を作った。 そんじゅうそこらの名門校より賢い。しかもお嬢様か坊ちゃんにしか入れない学校を。