「おはよ~!!!
・・・・・あい、どうかしたの?」


教室に入ると可愛い笑顔で挨拶してくれたあいの表情はすぐさま一転し、真剣なものに変わった。


「おはよ。
いつもと同じ理由・・・。」


「あ~海斗くんね
ほっといていいの?」

「やめてって言って嫌われたらって考えると怖くてね。」


言わないといけないのは分かってる。

でもうざがられたら?嫌われたら?って考えると

怖くて何も言えなくなる。


「私が前に言った時は思いっきり無視してきたしね~海斗くん。」