李桜くんのそっくりさんひどいよ…


こっちはまるで王様だもん


そっくりさんの暴言に視界がじわっとぼやける


集めたノートを渡し


「ちょ、お前待て!」


後ろから聞こえる静止の声を無視して私は走りだした。