鈍感男のその先は。





図書館を出て、並んで歩く。




いつもあいつが車道側を歩いてくれる。



そんな些細なことにも幸せを感じる。



「あ、そーいえば質問があるんだけど良い?」



そう切り出すあたし。



「いいよー。なにー?」



「髪長いのと短いのどっちが良いと思う?」



ドキドキしながら答えを待つ。



「長くても短くてもどっちでも可愛いよ。」



「!?」



予想外の答えが返ってきた。



意味を理解して1人赤くなる。



横には涼しい顔したあいつ。