「俺らが呼んだんだ」
もちろん、みんな魂だけの状態だけど。
彰さんと、淀姫によってムギのことが伝えられ、ここに全員が集まったのだ。
・・・・・・みんな、美形・・・・・・。
気品とか、オーラがすごいよ・・・・・・。
戦いの最中なのに、あたしはプチショックを受けていた。
「ムギ、お願い、こんなことはもう止めて」
一番手前にいた珍しく肩くらいまでしかない黒い髪の姫が、ムギの正面まで高く浮かび上がると、ムギを説得しようとする。
だけど・・・・・・。
「イヤ、ダメ!
私はあなたたちを、傷つけたのよ?
力を奪って・・・・・・私は、みんなを裏切ったのよ!?」
「──だから」
ふぅ、と短い髪の姫は溜め息をついた。
「そんなの、大丈夫だって」
「え?」
ムギは、予想していなかったのか、キョトンとした顔になる。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

