「お母さん、どうしたらいい?
結界がぜんぜん壊れないの。
結界を壊さないと、ムギを助けられない。
ムギを助けたいのに・・・・・・!」
『それはあたしに任せて』
お母さんは力強く頷いた。
その頼もしい顔つきに、少しの安心感が胸の奥に広がった。
お母さんなら、やってくれる!
──バアアァァァッ!!
お母さんが突然強く輝きだした。
そして。
その光が一カ所に集まったかと思うと・・・・・・それは塊となり、結界に突っ込んだ。
──バリリイィイン!!
結界は、見事に粉砕した。
パラパラと、ガラスのような透明な結界の破片たちが、あたしたちの上に降り注ぐ。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

