次々浮かんでくる疑問を、若くなったお母さんにぶつける。
お母さんはすべての質問に、テキパキと答えてくれた。
『あたしがここにいるのは、りんが困っていたから。
りんが助けを求めていたからここにきたの。
この格好はなんでかしらね。
別にこの格好にしようとは思ってなかったけど・・・・・・もしかすると、こうなりたいという願望かしら。
キャッ、恥ずかしい!』
キャピキャピしているお母さんを、ちょっと冷たい目で見る。
あたしが言うのもなんだけど、今、ふざけてる場合じゃないでしょっ!!
それより。
「助けを求めてたって・・・・・・あたし、今までもお母さんに助けを求めてたよ?
でも応えてくれなかった」
『ああ、そのときは本当に意識を失っちゃってたから、応えようにも応えられなかったの。
今、ようやく身体から意識だけ出れるようになったわ』
「そっか、お父さんには会った?」
『ううん、会ってないわ。
だって今お父さんに会ったら、きっと戦いなんてそっちのけで離してはくれないわよ。
そしたらりんを助けられないでしょう?』
お母さんは真面目な顔で言う。
あたしも、それには素直に頷けた。
ゴメン、お父さん。
あたしが先にお母さんと感動の再会を果たしちゃったけど、今それどころじゃないから!

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

