「泣いたら、ムギが自分を責めたら、彰がどうして自分の命を投げ出してまでムギに力を差し出したのかわからなくなってしまうじゃないか。 彰は、ムギにこの世界を守ってほしかったんじゃ。 そなたなら、世界を守っていけると彰が願ったからじゃ。 そなたは力に失望され、力を失ってしまったけど、それでも、もう一度、ムギに世界を守ってほしいと、思ったからじゃ・・・・・・」 神様の言葉に、ムギは再びポロポロと涙を流した。 「彰・・・・・・」 ムギの中で、何かが変わったような気がした。