「絖覇・・・・・・!」
「りん・・・・・・」
確かに、目の前にいるのは、あたしの知っている、
椿 絖覇だった。
「なんでいるの? もしかして、魔物退治?」
ナトが、けっして明るくなどない、低い声を出す。
すごく、警戒してる。
あたしは、声すら出なかった。
たった数日間しか会わなかったのに、すごく懐かしく感じる。
そして──。
「あっ!」
それは・・・・・・!
絖覇の手に握られていたのは、お父さんが持っているはずの、黒いペンタグラムだった。
なんで、絖覇が・・・・・・。
ううん。
それより、目を疑うものがあった。
だって、そのペンタグラムは、怪しく、紅く、輝いていたから。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

