「じゃあ、それをあたしに向かって撃ってみて」
「えっ! それじゃ、りんちゃんを傷つけちゃう・・・・・・」
「大丈夫よ! ほら! 早く!」
「えぇ・・・・・・じゃあ」
渋っていた伯は、あたしが自信ありげに言うとやっと承諾した。
「えい!」
──ドドドド!!
紺色の弾があたしを襲う。
けど、甘い!
ニヤッ、と笑うとあたしは片手を前へ突き出した。
途端に霊力の壁が現れ、そこに弾が当たった。
次々と伯の手からあふれてくる弾は、あたしの前に張られた霊力の壁で吸収されるか、相殺される。
「くっ!」
伯の額には、汗と疲れが見えはじめていた。
けれど、負けてたまるもんかと、攻撃を止めない。
ふぅ。
なかなかの強さだけど・・・・・・。
「これじゃ、まだまだだよっ!」
あたしは、霊力の壁を──解いた。

![あたし、『魔女』として魔界に召喚されちゃったんですが。[2]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/684618/kvlyibwqof-thumb.jpg)

