でも、なのに、


旨かった。なんて言ってくれるんだもん。


後で玄関にいったら、
外に弁当箱が置かれていた。


完食だった。

「……っ、うっ、ごめっ、ごめんなさい」


もう、私のことなんて、

嫌いになっちゃったのかな。



きっと呆れられちゃった。