一也side 俺は中原奈津美のことは、 入学式の日にぶつかったときから好きだった。 つまり一目惚れ。 背が低いあいつは、 クラス表を見るだけなのにいろんなやつにぶつかっていた。 「ご!ごめんなさい!」 俺もぶつかって、ペコペコされた。 狙ってるのか? 上目遣いなんだけど、 かわいすぎ。 あいつ、ぶつかったやつ一人一人に謝ってるからキリがない。 「名前は?俺が見つけるよ?」 「……中原奈津美です。」 中原、あった。 俺と同じじゃん。