「そんなに驚くことか?いるよ、弟と妹。俺、しっかりものの長男」
「まぁじで!私、てっきり恭汰君は一人っ子だとばかり思ってた。妹さんいくつ?」
「小6。」
「小学生!?小学生に本当に身長負けてんの?」
信じがたい事実が発覚してしまったような……
「マジマジ。確か155センチ以上はあるって言ってた気がする……ような。でもお前よりは絶対でかいな。ドンマイ♪」
これ以上ないくらいのニカニカ笑顔で言われました。
カンッペキ馬鹿にしてるね?
でもまぁ、綺麗な笑顔を見れたからいっか。
とか思ってしまう私もいたのでした。


