私達は開いている教室に入った。 文化祭不参加の三年生の教室は カーテンが閉まって電気もついて いなかったから 扉をしめると外の世界から 切り離されたみたいな錯覚に陥った。 廊下では大きく聞こえていた 他の生徒たちが模擬店の準備をする ガヤガヤした声も さっきより少し遠くに聞こえた。 微妙に離れた机に座った先生が ゆっくりと話し始めた。 「真北。俺、元カノに告白された。」 やっぱり。 別れ話だよね・・・