「そっ・・か・・ごめん。
しつこく聞きすぎた。」


待って、先生、違うの・・・



申し訳なさそうな顔で
運転に戻る先生。


違う・・・


先生・・・



「今日は、もう、帰るか。
時間も遅いし。」


「・・・・うん・・」



家に着くまで、お互いに黙ったままで

ラジオから流れる

場違いなラブソングだけが

虚しく車の中に響いていた。