その噂を耳にしてすぐ
私は先生を見つけた。


入学式が終わってしばらくした日の朝
先生は生徒指導として

校門の前に立って、
登校してくる生徒に挨拶をしてた。


誰にも教わってないのに
それが先生だって分かったんだ・・・



満開の桜の木の下で
眠たそうに欠伸をして

目をうるってさせてるその人を見て



私は恋に堕ちた。


一目惚れって、本当にあるんだ・・・



先生のことじっと見つめてる
私に気付いて、

先生は、はじめて


「おはよ。」

って、

言ってくれたんだ・・・