店を出て、うす暗くなった公園を歩く。


白い月が綺麗だねって笑う真美が

愛おしい。


もう一度真美の頬に触れる。


どしたの?って俺の顔を覗く真美が

好きだ・・・・



「真美・・・」

「ん?」

「何があっても、何が相手でも、
俺が守ってやるから。」


真美のためなら

俺は何にも負けるきがしねぇ。


人を守るために必死に
強いふりをする真美は

本当はすごく繊細で、弱い。



「うん・・・要・・・ありがと・・・」


赤くなる真美が可愛い。


誰にもやらねぇ。


俺だけのもんだ。







その日初めて


真美とキスをした。