残りの夏休みは、いつものように
ダラダラと過ぎていった。
先生にふられた日、
夜中に電話したのに
真美は家まで会いに来てくれて
私は真美の胸で思いきり泣いた。
「まだまだ私たちの高校生活始まったばっかりだよ?!いいじゃんもうあんなおっさん!次だよ次!」
必死に明るく私を慰めてくれる
真美の存在が、どんなに
心強かったことか・・・
真美が居てくれて本当に良かった。
そんな真美は、夏祭りに行って
井岡に告白されたらしい。
付き合いたての二人の話を聞いていると
ほんと・・・
すごく幸せそうで、
私まで元気をもらっちゃった。