「あぁー!ずっと座ってたから
疲れたぁ〜〜。」

大きなあくびをして涙目の先生。




あれ・・・・?

先生・・・


私が寝てたの、
起こさずに待っててくれたの・・・?


椅子の背もたれに体を預けて
顔だけこっちを向けた先生と

目が合う。



「真北ぁ〜。なんか食べさせてぇ〜。
腹減ったぁ〜。」


せ、先生!!!!

なんて可愛いの?!!!!


こんなに甘えてくる先生は
初めてで、キュンキュンして
飛んでいきそうだった。


「な、なんもないよ・・・」

「真北は、お腹へんない?」


返事をしようとした瞬間に


ぎゅるるるるぅ〜〜〜・・・・・


「ぷっ!!!はっ!!!!
腹から返事きた!!!!」

大笑いする先生の肩をポカポカと叩いた。


「ひ!!ひっどーーーい!!そんなに笑わなくてもいいじゃん!!!」


恥ずかしすぎて顔を真っ赤にして怒る私を先生がはいはいって制して

笑いすぎて出た涙目を
ひぃひぃ言いながら拭う。


「はっ!!あははは・・・・
もう・・・腹いてぇ・・・・」


「もう。先生笑いすぎだよ・・・」

「ごめんごめん。よし、なんか買いに行くか!」


え・・・?

先生とお買い物??


先生とお昼食べていいの??



「やったぁぁ〜!!」

大はしゃぎする私を見て

どんだけ腹減ってたんだよって
また笑う先生。



違うよ・・・

お腹も空いてたけど、

先生と一緒ってことが

何より嬉しいんだ・・・・・



私、こんなに幸せでいいの・・・?



怖いくらい幸せなんて、初めてだよ。



こんなに素敵な夏休みを
過ごさせてくれて、ありがとう。