っん………。
なんか、ふかふかで気持ちい。
ってんっ?
私は何をしてるの?
ベッドにいる?何で?
まって、落ち着いて、ゆっくり思い出そう。
まず今日は入学式だったよね。
…………って!えっ、入学式〜〜〜っ!
私はすぐに閉じてた目を開ける。
すると、
「やっと、起きたか」
急に話しかけてきた。
誰??
怖いよ。
男の人、だ。
私は勇気を振り絞って、
「だ、誰です、か。」
と言うと、男の人は
「俺は2年B組の佐々木 康介 (ささき こうすけ。っで、お前とはさっき登校中にぶつかったんだよ、覚えてないの?」
えーーっと……あっ!そうだ!悠那と登校してたら忘れ物に気づいて取りに帰ってから歩いてたら男の人とぶつかったんだっけ?
っでこの佐々木 康介くんがぶつかった相手か。結構 顔は整ってるよね。
ってか普通の女の子なら一目惚れだろうと思うぐらいイケメンだ。
まぁ私はそんなこと地球がひっくり返ってもないけどね。
なんでか今言っとこうか。
さっきぶつかった時倒れたよね?
私、男の人苦手なの。
喋るのは出来るけど、触れたりぶつかったりしたら気絶しちゃう。
まぁ、これで男嫌いの話は終わりにして!
って、今何時!?
スマホを見ると…9:00だ。入学式の真っ最中だよね。
そうだ、
「あ、の…入学式は行かないんで、すか?」
「行くも何も、急にお前が倒れたから入学式行かずに保健室まで運んでやったんだろ。感謝の一つもわないのか?」
「あり、がとう」
「ん」
なにこの人。
変な人。だってそこまで怒ることなくない?
あんまり関わらないようにしよー
まぁ そもそも学年違うし関わることないよね。
