「……かわいい」 思わずもれてしまう声。 そう、ひとりの美少女が教室に入ってきたんだ。 フランス人形みたいに白く透きとおった肌に、黒のつやつやそうな腰のまん中くらいまである長い髪の毛をおろしている。 華奢だけど、つんとした感じではなくて。 むしろ人なつっこくて明るい感じの女の子だ。 「小鳥遊 梨花【たかなし りか】です。父の仕事の都合で引っこしてきました。よろしくお願いします!」 ぺこり、と小鳥遊さんがみんなに頭をさげる。