そう言ったけど、誠は首をふるふると横にふった。
「おまえからもらったもの、食わないわけがない」
「ふふっ」
ありがとう。
がんばって作ったやつ、うれしそうに受けとってくれてよかった。
それだけであたし、幸せ。
誠のうれしそうな顔をみてるとこっちまでうれしくなる。
「そんなうれしそうにしてくれたらあたしまでうれしくなってくるよ!」
あたしは思わず本音をもらした。
「うれしい? ふーん、桃花って変わってるな」
「えっ」
いきなり変わってるだなんて言われてびっくりしたけど、誠の表情をみてわかった。
顔がちょっと赤くなってる。
……照れかくしだ。

