「俺のもある?」
「もちろん」
そう言うと和也はうれしそうだった。
「明日になったらあげるからね」
「約束だからな!」
「うん!」
……あ、でも。
「和也、明日はチョコレートたくさんもらってくるんじゃない?」
そうだった。和也は我が弟ながら非常にモテモテで、毎年のようにチョコレートを山のようにもらってくるんだった。
「あたしの分、いるの?」
そうきくと。
「い、いるに決まってるし!」
と、やや怒りながら和也が言った。
「家族からの分は別だし」
「ふふ、そっかぁ」
うれしいなぁ。
よし、はりきって作っちゃおうっと!

