【続】裏アリ男子にご注意ください!




なんて思っていると誠が近くの本棚を整頓しはじめた。



あ、掃除しなくちゃ。



そう思ってあたしも掃除を再開する。



「それにしても埃っぽいなぁ、この部屋……」



誠がコン、と咳をする。



「大丈夫?」



「ああ、別に」



「ホント、この部屋の埃っぽさはすごいよね……」



いったい、何年くらい掃除しなかったらこうなるんだろう。



そう思いながらも黙々と片づけをする。机の上に積みかさなって今にも崩れおちそうな資料を、誠の掃除している本棚にもっていった。



「わあ、キレイになってる!」



誠が掃除しはじめたのはついさっきなのに、本棚はきちんと片づいていた。



「すごいね、って……え?」



本棚の片づきっぷりに感心していると。