「知ってるし」 それも誠なりの意地悪なんだろうな。 「……っ、じゃあ」 あたしはためらいながらも背中にのせてもらった。 「やっぱ重いな。次の日、絶対に筋肉痛だな」 「……」 ごもっともでございます。 なんてしょんぼりしていると。 「冗談だよ。こんなん軽いし」 あたしをみて、優しく笑って誠が言った。 ……顔が赤かったのはみなかったことにしてあげよう。