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「ん〜…終わった!」


練習が終わって家までの帰り道


家が近所の啓と私、それと、学校は違うけれど途中まで帰り道が同じらしい永岡くんも一緒に、近くに河原がある道を歩く


「でも、まだ明るいよな〜…
いつものとこで練習してくか?少しだけだけど」


啓が私と永岡くんに向けてそう言った


「うん!する!」


私はそれに笑顔で返し、永岡くんの方を向く


すると、永岡くんは申し訳なさそうな顔をして


「ごめん…俺、行くところあるから辞めとく」


と言った


「そっか… 残念だな…」


「ごめん」


「大丈夫!
・・・じゃあ、また明日!」


「うん。また明日」


永岡くんはそう言って後ろを向き、夕日でオレンジ色になっている道を歩いて行った


「バイバーイ!」


私はそう言って永岡くんに手を振る


すると永岡くんは振り向き、手を振り返してくれた