あきらめない ~ 青空の下のマウンド ~


「おー!永岡じゃん!」


啓が私の前に立ち、永岡くんと話し始める


するとすぐに、並べ〜 と先生から指示が入った



ーーーーーー


「・・・か!史花!」


「は、はい!」


そう返事をすれば、目の前にはなっちゃん


「もう、なにボーッとしてんの?」


「え、えと、春の風景に見とれていまして」


「目の前壁なんだけど」


「・・・壁も春色に「なってないから」