「あ!!でさっ、亮太はあたしに浴衣着てきてほしい――――??」

悠季の顔には、浴衣が着たいと書いてあった。

「悠季ちゃんの浴衣姿ですか!!見たいなぁ――」

俺は悠季のお腹をこちょばした。

「あははっ☆☆亮太親父くさい――♪♪」

黙れよ。

そんな顔で親父くさいとか言うなや――――!!

「キャハハハハハッ☆☆」

悠季の甲高い笑い声が響く。

俺が、こちょばしたからだ☆☆

俺は、こちょばしの天才なんだそっ!?

はははっ!!

今、君は俺の事を馬鹿にしただろう!?

ラムネ王様に訴えるからなっ!!

※皆さん分かってると思いますが、亮太はお子ちゃまです。詳しくは「甘い香り」をお読み下さい☆☆