【短編】甘い香り-キスの味-

「あ~明美ぃ☆☆」

「何だ――??亮太来てたの?」

「ん~まぁな☆☆」

「その隣の子ぉ彼女?」

「……まぁな♪♪」

「見せつけんなよ―――!!あっ☆はいっ!!家の鍵ぃ~置いてたよ」

「おっ!!サンキュー☆」

「てか、あんたのせいで腰痛いんだけど――??」

「明っ…その話はコイツの前ですんなよっ//」

……そうやって話していた時だった。

悠季がどこかへ逃げ出したのは。