【短編】甘い香り-キスの味-

「あっ!!綿菓子ぃ――☆☆」

会場に行くなり何なり、悠季は綿菓子屋に飛び付いた。

「お前、どんだけ買うんだよ」

綿菓子の袋を3つぶら下げている悠季を見て言った。

「えへへ―」

悠季は、はにかんだ。

かーわーいーいー!!


この子、世界一可愛いですっ!!(本日二回目)
笑顔な悠季を見ていると、自然に口元が緩んだ。



「あれっ!?亮太じゃん☆☆」

その時だった。

女の声が聞こえたのは。