「あっ!やっぱりツツジだ。 しかも赤いツツジと白いツツジの 両方植えてあるじゃん!」 男の子はツツジを指差して 私の方に笑いかけた。 「あ、は…はい。」 私はぎこちなく頷く。 なんなんだろう…この人…? 私は眉をひそめた。