男の子の姿が校舎の中へと消えた。 なんだったんだろう…あの人? 結局名前も学年も 聞けないままだったし…。 まぁ、いっか! 手伝ってくれたし! あんな優しい男の子 いるもんだなぁ… なんて思って 私は家へと歩を進めた。