【BL】キュート王子とクール王子とバレンタイン【短編】


まぁ俺も先輩を探していたことには間違いはないし...


「...教えていただきありがとうございます」

ペコリと頭を下げお礼を言う。

「お、おう......姫はここをまっすぐ行ったところにある公園で...泣いていたからサッサと行けっ!」

照れたのかどうかは分からないが頬を染める男。


...訳わかんねぇ


そんなメンバーたちを置いて 言われた通りに公園に向かう。




そして やっぱり公園に先輩はいた。


ベンチの上に体育座りをして...


えっ?

これ俺が話しかけないといけない系か?


...もう明らかに話しかけてくるなオーラが見えるんだが......


面倒だと思いながらも先輩に声をかける。