風を切って、ゴールを見つめて走る彼。 最初は本当に佑真のことなんて…… ただの陸上部の1人としか見ていなかった。 でも、彼の素顔を知っていくうちに 気付いたら彼のことで毎日毎日部活に行くことが楽しくなって どんどん彼のことでいっぱいになった。 そしてそんな佑真と思いが通じあった時…… 涙が止まらないくらい嬉しくてたまらなかった。