―真紘side―
やっぱり彩葉ちゃん来てないか……
1限目が始まってから30分――
昨日は本当に悪いことしちゃった。
けど、ごめん。
簡単に過去は話せない。
渚が俺の前から居なくなってから、俺はおかしくなったのかな?
しっかり笑えてるはずなのに、それは作り笑いだって彩葉ちゃんは捕らえている。
俺は黒板の上にある時計を見て、目を細めた…
時が簡単に戻ればいいのに。
時計の時間合わせみたいに、戻りたい時間に戻る事が出来るならば、この世界中で悲しくて前に進めない人達が前を向けるのに…
渚、俺は1人どうしたらいい?
―真紘side end―

