虹をみつめて…。




「なになに?」


『夏奈にはまた今度詳しく話すから、碧斗たちもちょっと下行こうぜ!』




気を使ってか、穂尭がなっちゃんと奈々ちゃんの手を引いた。


その後ろをついて行く碧斗の足が止まり、振り返ってきた…




『先…行ってるから、落ち着いたら降りてこいよ?』


「ありがと…」




それだけ言い残して、この場には私と真紘だけとなった。


何がわからないまま立ち尽くす…


手紙を持っている真紘の手が震えてる…


だめだ!


止まっちゃだめだ!


震える真紘の手を握った…




「読んでみようよ…」




小さく頷いて封筒を開いた…