夏の夜空に色華やかに咲く花火…
中にもニコちゃんマークやハートまである。
花火を見て、悲しい思い出を思い出す人もいるかもしれない。
けれど、やっぱり花火を見て涙を流すよりも大切な人の隣で一緒にみたい。
真紘の体温が伝わってきているのがわかる。
また来年も二人でみたいな。
それまでに、まだ知らない真紘の事をもっと見つけたい。
どんな小さな事でもいい…
どんな小さな事でも気づけるようになりたい。
真紘にふさわしい彼女でいたい。
どれだけ時間が過ぎただろう?
花火はもう終盤に入っていた…
隣の真紘を見上げると、目を細めて静かに泣いていた…
どうして気づかなかったのだろう…
ずっと、泣いてたんだ。
私がすぐ隣にいたのに…

